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DPAT(災害派遣精神医療チーム)

DPATとは

大規模自然災害をはじめ、犯罪事件・航空機・列車事故等の集団災害が発生した場合、被災地域の精神保健医療機能が一時的に低下し、さらに災害ストレス等により新たに精神的問題が生じる等、精神保健医療への需要が拡大します。

このような災害の場合、被災地域の精神保健医療ニーズの把握、他の保健医療体制との連携、各種関係機関等とのマネージメント、専門性の高い精神科医療の提供と精神保健活動の支援が必要になってきます。

これらの活動を行うために都道府県及び政令指定都市によって組織される、専門的な研修・訓練を受けた災害派遣精神医療チームがDPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team)です。

DPATの構成

下記の職種を含めた数名(車での移動を考慮した機動性の確保できる人数を検討)で構成します。

  • 精神科医師
  • 看護師
  • 業務調整員(ロジスティクス)
    ※ 連絡調整、運転等、医療活動を行うための後方支援

DPATの活動内容

精神科医師、看護師等のチーム単位で、被災地域内の災害拠点病院、災害拠点精神科病院、保健所、避難所等に設置されるDPAT活動拠点本部に参集し、その調整下で被災地域での活動を行います。

主な内容
廿日市野村病院の動き
活動日活動内容
2018年7月25日「平成30年7月豪雨災害」時に、DPAT(災害派遣精神科医療チーム)を結成し、広島市東区馬木地区で被災者支援活動を行う。
2018年7月31日同上、広島市東区馬木地区・福田地区で被災者支援活動を行う。
2019年3月27日広島県と「広島DPAT(災害派遣精神医療チーム)の派遣に関する協定」を締結。
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